研究目的
可搬性・騒音を考慮したドラムシステムで、かつ、ARを用いた視覚的フィードバックにより臨場感を出し、物理打面用意することで感覚的なプレイを可能とするドラム演奏者の練習支援となるシステムの実装です。本研究では、2つのシステム、ピエゾセンサを用いたシステムとヘッドマウントディスプレイを用いたARドラムシステムの開発を行いました。
センシング
圧力をで夏に変換することができるピエゾセンサを本にこのように貼り付け、本の振動情報を電圧に変換する。本の裏表両面を使用可能できるように、真ん中のページにセンサを挟みました。
(以下は電圧をオシロスコープで計測している映像)
このように叩く強さを変えると得られる電圧が変化していることがわかります。
実装のデモビデオ
このように目の前に置いてある本に3Dドラム映像が重なります。このときのヘッドマウントディスプレイに映し出されている映像は後ろの2つのモニターに別れて表示されています。後ろのモニターを見ると、叩くと0.1秒間打面だけが赤色に変化する視覚的フィードバックを行っているのがわかります。これは簡単な8ビートを演奏している映像です。簡単なリズムやフレーズは間違いなく演奏することができます。